大阿闍梨 酒井雄哉さんの本
17年前に、新婚旅行でフルムーン旅行のような行き先、・・京都と奈良を車で回ったときに、比叡山もたずね、お会いしたことがあります。「こんにちは。」とご挨拶しただけでしたが。(失礼な言い方になりますが、)きさくなふつうのおじさんという雰囲気でご挨拶返してくださったのですが、千日回峰という命をかける大変な修行を2回も達成したお坊さんなのです。
今日本屋さんで新刊で出ていまして。80いくつになられているはずですが、今もお元気でいらっしゃるんだなと思って、懐かしくてすぐに買いました。
短くて、優しい説法の本です。一つのお話が2・3ページなのでフットバスのときに読んでいただいたらちょうどよいかも。
「なんでこんなことが起こったのだろう。」と思うようなことでも、「それも、仏様のはからいだよ。」と言っていただけそうな、そうしたら気持ちがホッと楽になりそうな、そんな感じの本です。
普段は私も使うけど、ここでは、あえて直観とか引き寄せと言わずに「仏のはからい」といいましょう。直観や引き寄せというと、いまや流行りことばとなり、ほしい物を手に入れるだけのノウハウやいいことばかり・・を示す感じですが、「仏さまのはからい」と言っておくと、よいことも目に見える形ではよくないこともすべて包み込んだもっともっと広いものを指してくれる気がしますから。
by aroma_amitie
| 2009-02-21 00:00
| 読書