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「魂」スピリットを感じさせる映画

公開二日目に「チェ・ゲバラ 28歳の革命」見に行ったのだけど、
もうすぐ、次の作品もはじまりますね。本屋さんにもゲバラの本が
たくさん並んでいます。先日、彼の奥さんの著書を立ち読みしました。
奥様の視点から書かれているので、こういう印象になるのでしょうが、
カリスマ的な存在感・・というより、奥様にも多くの人にもこころから
愛されていたということ・・なるほど。本当に愛にあふれたやさしい人
だったのですね。
次の作品は、切なくなるとわかっていますが、立ち読みしてやはり
これも観ておかなくてはと思いました。

そこそこにおもしろかった・・と言える映画は、まあまあありますが、
本当にこれはよかったなぁと思う作品は、人の生き様の中に「魂」を
感じさせる、またはそこに思いを至らせてくれるような作品。
外側から見える、人として正しいといわれるような生き方、そうでない生き方と
見方はあまり関係なくて。

映画を観にいくようになってからまだ2年ほどなので、
昔の映画のことは良く知らないですが、印象深かったのは
「敬愛なるヴェートーベン」・「愛の賛歌~エディット・ピアフ」。

そして、ちょっと変わっていると思われるかもしれませんが
「パフューム ある人殺しの物語」。この人殺しの男にも私は
とてもひきつけられました。あり得ない人間の物語です。
主人公は、人の愛を知ることが出来ない宿命に生まれてきた男。
並外れた嗅覚を持つのに、自身にには匂い(体臭)がない。
人は人のにおいに惹かれるというでしょう、だからにおいのない人間は
だれからも愛されないのです。そればかりか人としての存在すら
認めてもらえない。気持ち悪いのでなく、とても悲しい話だったのです。
「香り=愛」だった男の魂に興味を持ちました。

(ちなみに、パフュームは、香りの歴史を映像で観るのにとてもおすすめです。
香水作りの場面・水蒸気蒸留の場面や油脂に花びらをつける作業をする
女性たちの場面、プロヴァンス地方で花を収穫する場面等々)

あら、いろんな面白さからパフュームにいれこんだのでつい長くなりました。

で、話をもどしますが、パフュームに続いては、この「チェ・ゲバラ」であろう・・
ということ。「愛されない男」と「愛された男」どちらもインパクトあります。
週末が楽しみです。

by aroma_amitie | 2009-01-29 00:00 | 日常のこと
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京王八王子駅前 アロマサロンAmitie セラピストのブログ


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